「オアシス」−それは癒しの空間。それはまるで聖域。
あの人は、自分にとってそんな存在だった。ただ、そう思っていた。
 それははなから恋愛対象外だと位置づけされているよう。
誰よりも近くて特別な位置。だけど、一番距離の縮められない場所。
 目に見えない心。本心が読めるときはあるのだろうか……?
  • 秋山 一花−秋山家 長女29歳 一人暮らし
  • 保住 徹 −新社会人 郁郎の高校からの友達
  • 秋山 郁郎−秋山家 長男 
プロローグ
1話 日常の合間
2話 束の間の安穏
3話 心と言葉の挟間〜追想〜
4話 見せない威嚇
5話 綴られない綴らない

                      2006.6.17〜
  

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