時の雫・第2部 風に乗って君に届けば§2&美音 零度の関係

あとがき


如何でしたでしょうか。本編§2の美音サイド。
 美音本人はまだ気づいていないんです。だからお互い温度がないという事で「零度」。
「不思議な感情」の理由をこの時の美音は、全く気付いていないですし、考えようともしていない状態です。
一方、圭史の方は「認識」ありなので、見えないところの努力で「普通」にしようとしているんです。
でも、「意識」しているので、普通に出来ていないんですね。
頑張って冷静に普通に接しようとする、努力は見えますけど。
そんな様子を亮太が一番に気付いていたみたいですね。
そして、圭史と美音が近づくきっかけになった初めての事件、でした。
(この二人の間には、事件ばかりですけど)
これで、今まで会った「存在」よりお互いへの認識が強くなったんですね。
圭史の方は美音にグラグラきていたみたいですけど(笑) 一番初めの「やばかった」時ですかね。
 翌日の、顔を赤くしている美音を見て「可愛い」とも思っているし、にやけた口必死で普通を装いながら隠しているし(笑)
さぁさぁ、どうなるんでしょう。
 でも、相手は美音、ですから。 中々簡単にはいってくれないですね。
 まだ「認識」していない二人の、始まりの予感、だったんですかね。この2話目は。