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その3 −−− §12 Episode4の後日談 圭史「あー、何しよー…」
谷折「何が?」
圭史「うーん…」
谷折「おーい?」
圭史「…ホワイトデー」
谷折「あー、そう言えばそんなのがあったなぁ」
隣でずっと考え込んでいる圭史。
谷折「じゃあ、テニス部の買出し行く時、誘ったら?」
圭史「…えー…?」
谷折「欲しそうにしてるのを買ったらいいじゃん」
圭史「そんなうまくいくかー?」
谷折「そんな分からないだろー」
圭史「うーん…」
谷折「そ、そんでさ、伊沢さんも一緒に、とかさ」
横目でじーーーっと見つめる圭史。
谷折「/// な、なんだよ…」
圭史「それが狙いか…。 はぁ。一応誘ってみるけど、多分部外者だからって断ると思うよ。春日の性格からして」
谷折「…そーなの? …がく」
圭史「まぁ、春日がだめでも一応誘ってといてやるよ」
谷折「え?ほんと?」
圭史「…やっぱ、狙いはそれじゃん」
谷折「なんだよー、お前ばっかり幸せになりやがってー」
圭史「やかまし。俺は邪魔ばっかり入るんだよっ。お陰で鬱憤ばかりがたまる」
谷折「…お前その勢いで、襲うなよ?」
げし!と谷折を蹴る圭史。
圭史「できるわきゃねーだろ!」
谷折「案外、読者の皆様はそれをお待ちになってたりして」
再び、げし!と蹴る圭史。でした。
実は谷折とはこんな会話をしてそうってことで(月の猫)
(笑)